作成日:2017年11月17日(金)09:52 | 参照数: 10 コメント数: 0

「江戸川堤防の活用」

①江戸川堤防河川管理用道路沿いへの公共屋外トイレの南部地域や北部地域等への設置について

 実際に流山市の南から北まで江戸川の堤防沿いを歩いてみた中で、流山3丁目地先の屋外トイレ以外、堤防からすぐに利用できるトイレが見当たらなく、困った思いをしました。2月5日(日)に南流山センターで開催された流政会のキャラバン隊(意見交換会)でも、近隣の松戸市や三郷市にあるような屋外トイレを望むという声が多数ございました。
 トイレに関して、今年の2月7日(火)、読売新聞朝刊に、「公立小中学校の洋式トイレ普及、市町村格差」の記事があり、ここでは、文部科学省が昨年の熊本地震を受け、避難所に利用されている小中学校のトイレが洋式かの調査を行い、平成28年4月1日現在、千葉県の洋式率が45.3%であったのに対し、流山市の普及率は77.3%で、県内で最も洋式率が高い結果でありました。トイレに対する流山市の取り組みが評価されており、そのことも受け、流山市の江戸川堤防沿いにも公共トイレを設置し、多くの方の要望に応えてはどうかと思い質問したところ、本市の南部地域では、河川敷野球場の仮設トイレと流山3丁目地先の屋外トイレ、常磐自動車道南側では下花輪地区でスポーツフィールドが建設中であり、その管理棟にトイレが設置される計画、北部地域は、利根運河と江戸川の交差付近にあるにおどり公園に屋外トイレ、新川耕地で開発が検討されている物流施設の計画事業者に対して、屋外トイレの設置を提案しているとのことでした。
 そこで、江戸川堤防を利用されている方がどこにトイレがあるのか知ってもらえると、より散策や自転車利用等もしやすくなると考え、「江戸川堤防河川管理用道路を利用する方へのトイレの案内看板や標識を設置、トイレの場所がわかる江戸川堤防散策マップのようなものを作成して周知してはどうか」と質問したところ、今後、散策される方々の意見を確認する。マップについては流山市観光協会が作成された「流山観光イラストマップ」にトイレの記載がないので、記載していただけるかどうか検討したいとの回答を得ました。

堤防沿いへの屋外トイレの設置は、費用面ですとか諸条件整理の問題もありますが、今後も多くの方の意見を伺いながらその可能性についても検討したいと思います。

②江戸川堤防河川管理用道路の歩行者と自転車の通行区分の点検、補修について

 現在、設置されている標識や白線には消えかかっている部分があり、危険である。点検や補修に合わせ新規標識の設置やカラー舗装について、国や県に働きかけてはどうかと質問したところ、流山橋から常磐自動車道までの堤防天端は、河川管理用通路となっている。

 国土交通省では、自由使用の範疇という考えのもと、自己責任をもって誰もが自由に利用できるスペースとして歩行者に開放しており、基本的に自転車は走行不可としている。また、この区間の堤防小段には、千葉県道としてサイクリングロードが設置されており、現存する路面標示や区画線の再整備については、サイクリングロードの占用者である千葉県と協議していく。新規標識やカラー舗装については、まず、現状の利用状況を十分確認し、国や県に相談するとの回答を得ました。

③江戸川堤防工事用仮設道路を工事終了後、自転車道として再利用することの可能性について

 現在流山市の江戸川堤防工事が数カ所で行われておりますが、工事用大型車などの通行のため、東側の中段部分に仮設用道路が設置されています。この仮設用道路は、工事終了後、可能であれば自転車道等に利用できると堤防の利用者と安全な通行にも役立つと思い質問したところ、江戸川堤防強化工事を行う上で必要となる仮設の工事用道路であることから、工事終了後は撤去してもとの形に復旧することが原則となる。市では、サイクリングロードや河川管理用通路が現存する中、現在の自転車通行量などを考慮すると、さらなる自転車用道路を設けることは考えていない。今後は、撤去し、もとの形に復旧することになるとの回答を得ました。
 現在多くの方が江戸川堤防を利用しています。現在の堤防工事用仮設道路が目的を終了した後にこれらの道路が自転車道として活用できれば、江戸川堤防の天端を散策する方と自転車のすみ分けができ安全となり、江戸川周辺を健康増進等で利用する方が増える、流山市の魅力が増えるのではと思います。これだけの道路を一度撤去して、今後ニーズがあったときにあのとき残しておけばよかったとならないように再検討が必要と考えました。
 また、三郷市側から東京へ向かう江戸川堤防沿いには、緊急用河川敷道路が整備されております。流山市側にも将来的には計画があるように仄聞しておりますが、この仮設道路は震災など市内の道路が使用できないときの緊急用道路としても有効であると考え再質問したところ、現在の仮設道路の構造については、既存の堤防小段の上にシートを張り、その上に砕石をし、舗装しているという仮の構造となっている。ここを自転車道として利用するにあたっては、通行量が第一のポイントであると考えている。現状ではここを利用していくという考えはないとの回答を得ました。
「工事用仮設道路の利用」に関しては、現在、シートがあり仮設であるという状況確認できましたが、国土交通省側は苦心して用地を確保できたと思いますので、今後、どういう形で補強できるかも踏まえて再検討を要望しました。

④江戸川堤防の斜面にある堤防工事確認施設を工事終了後、地域休息施設として利用することへの可能性について

 堤防工事の進捗など確認できるように、現在の工事箇所の隣接地の堤防西側斜面に張り出すような形で縁側のような仮設の「見晴らし台」が2カ所設置されています。周辺住民や堤防利用者が気軽に利用できるように屋根つきであり、ベンチがあり、双眼鏡や工事の案内なども用意されています。江戸川全体が見渡せ、この「見晴らし台」が流山本町の堤防沿いに数基設置されれば、地元住民や堤防利用者はもちろん、観光客にも江戸川の景色をゆっくりと楽しめる休息施設として喜ばれるのではないかと考え質問をしました。
 この施設は国土交通省江戸川河川事務所が発注した護岸工事の施工業者が、渇水期の工事期間中に江戸川を散策している方に広報の一環として工事現場を見学していただく目的で設置した施設である。現在施工業者が管理、所有していることから、工事完成後は撤去することが前提となる。また、工事期間中の仮の施設として設置が許可されていることから、継続的に占用する場合については、その構造や設置位置について江戸川河川事務所と協議する必要があるとの回答を得ました。
 この「見晴らし台」は、工事の確認ができると同時に、江戸川の景色をゆっくり楽しめる休息施設であり、特に夕方の太陽が沈む瞬間など、とても幻想的な光景を江戸川の堤防から、江戸川に対して真横から眺めるだけでなく、張り出し部分から縦方向にも楽しめます。ぜひこの眺めを江戸川堤防を利用する方だけでなく、流山市の住民の方々または流山本町を訪れる観光客の方にも見てもらいたいと思います。今回の「見晴らし台」は仮設であり、洪水時の安全管理が困難であるとのことで、そのままの利用は難しいとのことでしたが、今後もこのような「見晴らし台」の設置を検討しながら、流山市を楽しめる工夫、流山市の魅力向上について取り組んでもらいたい。この「見晴らし台」は、地域の方に喜んでもらえる新しい工事の確認や周知方法として今後の工事にも活用すべきと思い、「今後の江戸川堤防工事においても、工事の確認ができる見晴らし台の設置を国や県へ依頼すること」を要望しました。